2011年06月01日

「見捨てられた」「今は復興が先」菅内閣不信任案に戸惑い、あきれ顔も…東北3県被災者の声

 自民など野党が菅内閣不信任決議案を提出した1日、東日本大震災で被災した東北3県では、震災復興や原発事故の収束を急ぐべきだという被災者の思いとは裏腹に、政局が急展開したことで戸惑いが広がった。

 菅直人首相が視察した岩手県陸前高田市の米崎小学校に避難する水産会社社長の熊谷直国さん(76)は「われわれに関係ないことで争って、見捨てられたような気分だ」とあきれ顔。「菅さんが来ても何も変わらなかったが、他の政党も頼りない」と肩を落とし、「とにかく先が見えない」と繰り返した。

 戸羽太・陸前高田市長は「やり方が悪いならトップを変えるより支えた上で改めさせる努力をすべきだ」と憤慨。「前に進まない状況にしているのも政治家だ。被災者のため仕事を止めるべきではない」と厳しい口調で訴えた。

 津波で経営していた飲食店と自宅を失った宮城県石巻市の山崎定三さん(63)は「今は内閣不信任ではなく、与野党の大連立をつくり、復興に向けて政治の知恵を結集してほしい。選挙はそれから」と話す。


posted by 切葉鳩 at 23:27 | 北海道 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 世の中
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