2013年01月24日

恋愛に過度な心理学は逆効果?

いつの世も、恋愛に悩む人は絶えないようで、書店の店頭には恋愛指南書が所狭しと並んでいる。最近は恋愛心理学を語るタレントをテレビで見かける機会も増えてきた。

「私がいうのもなんですけど、あまり心理学に頼りすぎるのも考えものですよ。どうにか恋愛を成功させたいという気持ちはわからなくもないですが、下手に心理を知ることでかえって人を迷わせてしまうことが、やはり心理学者の実験で明らかになっていますから」

そう忠告するのは、ほかならぬ自身も恋愛心理学のジャンルで多くの著書を発表してきた内藤誼人先生だ。内藤先生によれば、米ミシガン州立大学の心理学者ティモシー・ウィルソン氏が次のような実験を行っているという。




「ウィルソン氏は用意した複数の被験者を、心理学のメソッドをレクチャーしたAグループと、一切の知識を与えないBグループとに分け、それぞれにある映像を見せました。映像はカンニングを疑う教師と、疑われる生徒とのやり取りの一部始終が収められたもの。上映後、被験者に『この生徒は本当にカンニングをしていると思いますか?』と、事の真相を問う問題を出しました。すると、あらかじめ心理学を学んだAグループの方が、場面を裏読みしすぎるがゆえにミスリードしてしまい、Bグループに比べて大きく正答率を下回ったそうなんです」

下手に心理学をかじったことが余計な深読みを招き、かえって事実を見えにくくなってしまうわけだ。

「好きになった異性の気持ちや考え方を知りたいと思うのは自然な感情でしょうが、下手な心理学知識にミスリードされ、相手の本当の気持ちを見失ってしまっては元も子もありません」

表情や態度から得られる情報は、ひとつの理論でカバーできるほど単純なものではないはず。恋愛とは人と人とのコミュニケーションなのだから、あまり頭でっかちにならず、目の前の相手と素直に向き合うのが吉といえそうだ。

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タグ:恋愛 心理学
posted by 切葉鳩 at 23:44 | 北海道 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 世の中
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