
31日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、トランプ米大統領の一般教書演説を控え、1ドル=108円台後半で小動きとなっている。午前9時現在、108円75〜79銭と前日(午後5時、108円74〜74銭)比01銭の小幅ドル高・円安。
前日の海外市場では、欧州時間は108円50〜60銭前後にじり安となった。米国時間の序盤も軟調で、一時108円40銭前後に落ち込んだ。その後は米長期金利の上昇を背景に買い戻しが入り、終盤は108円70銭前後を回復した。東京時間の早朝も同水準で取引されている。
前日の米国時間は、株安となった一方で米長期金利は上昇した。このところドル円と米金利の相関は弱まっているが、「株安でリスクオフ一辺倒とはならず、ドル円が買い戻されたのは金利上昇が結果的にサポート要因になった」(大手邦銀)とされる。本日は、昼前に予定されるトランプ大統領の演説を控えて「基本的には動きにくい状況が続く」(同)と見込まれる。
ユーロは対円、対ドルで堅調。午前9時現在、1ユーロ=134円94〜94銭(前日午後5時、134円33〜34銭)、対ドルでは1.2407〜2411ドル(同1.2352〜2352ドル)。
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20180131-00000041-jijf-market
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